これぞ気密処理! 建築家と建てる家R+house薩摩川内

こんにちは。R+house薩摩川内です!

 

3月に入り、少しずつぽかぽかと気温も暖かく

感じられるようになってきました。

 

モデルハウスでは

リビングの大きな窓からの

日射取得もしっかりと。。

取り込んだ熱を逃がさず

お家全体を優しく暖めてくれています。

 

 

 

ふむふむ。この快適さは、たまりませんね。

 

 

この快適な温度を作ってくれる秘密は

やはり、お家の中の断熱性・そして気密性の良さから生まれます。

 

 

 

 

さて先週の土曜日・日曜日には、

現在R+houseで建築中でありますお施主様のご厚意で、

『現場性能見学会』を行わせていただきました。

 

 

これは、まさに、

気密性能の秘密がわかるチャーーーーンス!

 

だったのです。

 

 

 

お家が建ってからは、

もちろん肌で暖かさや涼しさを

実感していただけるのですが、

お家ができる途中段階で

どんな施工をしているの?

どうやってC値(気密性能を数値化したもの)が

よくなってるの?

暖かい秘密はどこにあるんだろう。

基礎断熱って何が違うんだろう。。

 

 

このように、お家が建ってからでは見ることができない

高性能住宅の秘密が見れるんです!

 

 

 

 

例えば、お家の外から見える部分から参りましょう。

まず、お家の基礎部分と土台、パネルの間には、

びっちりと気密処理がされております。

これは外から基礎の中へ

外気を入れないようにするという仕組み。

 

 

これは以前のブログでもお話しました

基礎断熱だからなされる施工です。

 

基礎断熱の場合、

基礎と一緒に断熱材を入れ込み、

またその隙間を埋めることで、基礎内からすでに

安定の温度を保て、

床下からの冷えを抑えられる、

というわけです。

 

 

 

通常床下断熱を使用の場合、

基礎と壁との間には

通気を取るための穴が空いた

パッキンが入るため、

換気ができる分、もちろん寒い空気や

暑い空気も入ってきます。

 

そのため気密性能を上げるためには、

床下断熱よりも

基礎断熱が効果的なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

では次に内部の気密処理は、、

いかがなものなのでしょうか。

 

 

まず、壁の内側にしっかりと

はられた断熱材。

合間合間に凹んだ部分があると

思いますが、ここは電気配線などが

通るために造られたものです。

 

↑よーーーく見てください。

 

 

 

配線たちのために開けられた穴を

しっかりと吹き付けの断熱材で

ふさいでおります!!

 

 

↑ここは庭に出た時の軒下になります。

ここでも外部から内部へつながる隙間は、

しっかりと塞いでおります。

 

 

 

もうひとつ、

 

 

ここは、浴室になります。

浴槽が入る部屋なのですが、

ここの隙間もしっかりとびっしりと

うめております!!

 

 

お風呂はどうしても床がない分、

寒く感じる場所なのですが、

この隙間なく埋められた気密処理を

している、ここのお風呂は、

どう考えても暖かくなりそうですね☺︎

 

 

 

 

 

このように、

少しの隙間を作ってやるもんか!

と言わんばかりに、気密処理は

しっかりと行われております。

 

 

 

 

そうする事で、

気密性が良くなり、

断熱効果も上がり、

そして、24時間換気システムが

充分に機能する、という訳なのです。

 

 

 

 

ちなみに、先日行われた

気密測定の結果は!!

 

 

0.269 でした!!

 

 

 

 

24時間換気システムが

十分に機能するためには、

C値は1.0以下でなければならないといわれています。

 

 

そしてアールプラスハウスも、

しっかりと換気が行われるために、

最低でも1.0以下という数字を基準に、

1棟1棟気密測定を行います。

 

 

アールプラスハウス天辰モデルは

0.33!!

 

 

 

 

この結果からみても、

今回のI様邸のC値は、

なかなか良い結果だったのではないかなと

嬉しく思います。

 

 

 

 

完成まであと少し。

 

 

どんなおうちに出来上がるのか

とっても楽しみです。

 

 

見学会を実施してくださったI様、

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

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