建築家さんの経験が活かされる空間デザイン 建築家と建てる家 R+house薩摩川内
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さまざまな視点からお伝えしております。
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1月最終日になりました!
この1か月いかがお過ごし
でしたか?
私は年末の時点で
今年の目標を決めていましたので
その実践をスタートさせた
1カ月となりました。
年末に娘に
来年の目標は何?と
聞かれて
いろいろと話をしたことが
すごく昔のことのように
思いだされます。
目標をたてたことが遠い
昔の記憶になってしまうと
目標への意欲自体がが薄まってしまい
目標達成は難しくなるので。
まずは目標を忘れたり
見失ったりしないように
たまに書き出した目標を
読み返しています。
昨年もこの作戦で
進めてみて
途中実家の売却などに追われて
モチベーションが下がった時期も
ありましたが
どうにか1年をかけて
形にできたので
おススメできる方法かなぁ!と
思います。
よければ取り入れてみて
くださいね!
さて今月は
間取りを作ることが
建築家の仕事ではなく
空間自体を設計することにある
ということについて
お話をしています。
前回は
太陽光を温度の面から
家にどう取り入れて
どう遮って
活かしていくのか?を
お話しました。
太陽光の活用は
温度だけではなく
「光」としても大きく
家の快適さに関わってきます。
先週のお話でも
少し触れましたが
季節によって
太陽光の家の入りかたが
変化しています。
季節によって
太陽光の角度が変化している
訳ですね。
家の中にいて
光を快適に取り入れるには
家の空間に対して
どの時期に
どのくらいの量を
家の中に光として
取り込むか?
を考えるのも
建築家さんの空間のデザインの
ひとつになるかと思います。
私は
自身で戸建ての間取りを決めたとき
北東に寝室を持ってきました。
これは私が
「朝日を浴びて
目覚ましを使わず
自然に起きたい!」と
希望したからでした。
新築当初は
朝日だけで無く
遠くに桜島を望むことができ
毎朝気分の良かったことを
覚えています。
ですが近隣に家が立ち並び
朝日はどうにかはいるものの
桜島は見えなくなってしまいました。
さらには
北東の角に寝室があったため
台風の時に
近隣の家の間をすり抜けてきた風を
家の寝室が受け止める感じになり
怖い思いを何度かしたことが
ありました。
幸い窓ガラスが割れたりなどの
被害はありませんでしたが
台風の時は
別の部屋に避難して
寝るようになっていました。
このような点についても
分譲地のひとつを購入していたので
将来家が建つことは容易に
予想できてたので
建築家さんならば
眺望や朝日の入り方
風のあたり方を予測して
部屋のレイアウトを変えて
いたかもしれません。
さすがに私には
予測のできないことばかりでした。
光の入り方として
北側の柔らかな光を活かす
建築家さんも多くいらっしゃいます。
北側は南側に比べると
あたたかさをもたらすような
光ではありませんが
1日中柔らかな光が
継続して提供されることから
南側の景観が良くない場合は
北側に開けた間取りにすることも
あります。
家の中の明るさを保つためにも
北側の光を
天窓から取り入れることも
光を空間に導くための
デザインのひとつになっています。
そんな風に活用される日差しですが
先週の記事でもお伝えしたように
西日は嫌われやすかと思います。
特に夏の西日は
うだるような暑さを
家の中に招きいれてしまうので
一般的には
窓などの設置には
注意が必要になります。
ところがです
とある建築家さんが
私は西日が好きです!
西日を家づくりに取り入れることが
あります。とお話されていて
びっくりしました。
その理由として
1日の始まりを感じる朝日と同様
1日の終わりを告げてくれる夕日を
感じることは
その日1日を終えていくための
大切な時間だと
捉えておられるようでした。
とはいえ
大きな窓を設置してしまうと
夏の室内温度が上がってしまうため
細かな格子の入った
障子越しに
西日をやんわりと
生活の中に取り入れる工夫を
されているようでした。
障子越しに感じる西日
西日に照らされて
影として映る植栽
とても情緒ある空間になると
私は感じましたが
みなさんはいかがでしょうか?
こうしてみると
建築家さんの感性や経験が
家の空間をデザインしていることに
気づくことができます。
空間をデザインすることに
着目してみると
他にも見えて来たことが
ありましたので
来月も続けて空間のデザインについて
お話したいと思います!
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました!
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